毎月新聞


毎月新聞

毎月新聞

という本がある。


当時、大阪は梅田のジュンク堂書店
並んでいたこの本の装丁が
いっぺんに気に入った。


普段何気なく過ごしている日常を
テーマごとに切り取って論じる。
たとえば、「じゃないですか禁止令」
というタイトルがある。


以下引用。


『「〜じゃないですか」といわれたら、
(言った本人がそこまで意識してなくても)
そのことを知ってて当然、という
ニュアンスまで生むことも多い。
つまり、誰かがその言葉を言った途端、
そのことが、既成の事実と化してしまう、
実に巧みな言い回しなのである。』


こんな風に考えることが好きだ。
言葉にうるさい、とかいろいろ言われるけど、
考えながら言葉をつむいでいくのもまた楽しいことだ。