構成について

本年1月以来更新を休んでおりました。 ヤマギシ会については、まだまだ書きたいこともありますが、集団論の全体構成がまとまらず、 エッセイのように書き連ねても仕方がないと思っておりました。 そもそも私が集団論を書きたいと思ったのは、人間は集団を離…

廃校利用を考える有志の会発足

5月下旬より、2008年度をもって廃校となった大山小学校の利用を考える会が発足した。 まずは、6月初旬に地元のPTA、消防団などが中心となり、旧大山小の草刈を行った。 従来はPTAのみでやっていた奉仕作業なので、団体の枠を超えた活動となった。 新聞にも掲…

愛和館でご飯を食べる

のっけからこの言葉の意味を知らない人には恐縮ですが(ほとんどか)。ヤマギシ会では、食堂のことを愛和館(あいわかん)という。確か言葉の意味があったのだけど忘れてしまった。ヤマギシ会は、今はどうだかわからないが当時は、一日二食で過ごすことにな…

ヤマギシの村とは?

ヤマギシの村とはどんなところなのか?ヤマギシ会本部の説明もあるにはあるhttp://www.koufukukai.com/gaiyou.htmlのだが、もっとざっくりいってみよう。 まず、ヤマギシ会には無所有という考えがある。ごくおおざっぱにいうと、すべての物はだれのものでも…

ヘルメットをかぶろうか。

ヤマギシ会とはどんな思想集団なの?と聞かれることがあるのだが、私には7歳からの足掛け11年ほどのヤマギシ会体験しかなく、18歳でヤマギシを離れて以来積極的に関わりを持たなかったのではっきりしたことは分からないのが事実。でも、その中で私が経…

高等部入学!

ヤマギシの高校に入学するにも、試験があった。ほとんどは合格するのだけど、筆記試験も面接試験もあった。何ぶん18年前のことなのではっきり憶えていないことばかりだけど。筆記試験は、英語、数学、社会だったかなぁ。問題は一般の高校とは違って、基本…

中学3年のとき

それは私が中3になる4月のことだった。中2の冬から生徒会長になっていた私に、母が春休みにヤマギシ会の生活体験「中学生楽園村」に参加しないかと言ったのだ。中1になる春以来ヤマギシ会のイベントに参加していなかったので、軽い気持ちで参加した。そ…

ヤマギシ会に入るまで。

私がヤマギシ会に出会ったのは、1981年の5月である。三重県にあるヤマギシの村でなんでもタダ(無料)のお祭りがあった。ヤマギシ会は、「金のいらない仲良い楽しい村」というのをキャッチフレーズにしていたのだ。私がいきはじめたころは「春まつり」とい…

集団論事始め

人が集まれば、あらゆるところに集団は発生し、そこに関係が生まれる。本論では、どのような集団が人間にとって幸福なのかを追求することが大きなテーマである。とはいっても、結論にいきなりたどりつけるわけでもないので、私にとって身近なもの、見たり聞…

毎月新聞

毎月新聞作者: 佐藤雅彦出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2003/03/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 225回この商品を含むブログ (92件) を見るという本がある。 当時、大阪は梅田のジュンク堂書店に 並んでいたこの本の装丁が いっぺんに気に入った…

毎日はいつも新しい。

中国の殷王朝を創始した湯王のものとされる言葉がある。 紀元前16世紀の湯王は、 『苟ニ(まことに)日ニ新タナリ、日々新タナリ、マタ日ニ新タナリ』という言葉を、 毎朝顔を洗う青銅の洗面台に刻ませていた。この国のかたち 一 (文春文庫)作者: 司馬遼太…